こんにちは、時短ギア管理人の清光です。

順調に動いていたはずの自動化が、ある日いきなり止まって焦った経験はありませんか?

私の場合、毎朝ブログを自動投稿している自作の仕組みが、2日続けて止まりました。

この記事では、その原因を突き止めるまでにやった「エラーの切り分け方」を、非エンジニアの目線でそのまま紹介します。

自動投稿が止まったことをスマホの通知で知る様子

記事も画像もできているのに、投稿だけ落ちた

止まったのは、記事の文章を作る部分でも、画像を作る部分でもありませんでした。

できあがった記事と画像を、最後にブログへ送り込む一番おしまいの工程だけが、2日連続で失敗していたんです。

正直、最初は「またログインの有効期限でも切れたかな」と思いました。

自動化を長く動かしていると、鍵の期限切れで止まるのは一番よくあるパターンだからです。

返ってきたのは「ブログのエラー」じゃなかった

ところが、返ってきたエラーをよく見ると、いつものブログの画面とは別物でした。

正体は、レンタルサーバに付いている防御機能(WAF)のエラーページ。ざっくり言うと「怪しい通信を入口ではじく門番」です。

この門番が、画像を送るときの”送り方”を怪しいと判断して、はじいていました。

厄介なのは、返ってくるのがブログ側の反応ではなく、門番の定型エラーだという点です。

だから中身を見ないと「ログインに失敗した」と勘違いしてしまう。ここが最初の落とし穴でした。

原因を切り分けた、たった4つの実験

「たぶんログインだろう」で動くと、たいてい遠回りになります。

憶測を捨てて、条件を1つずつ変えて実際に試しました。やったのは次の4つの小さな実験です。

試したこと 結果
データを取りに行く 成功
いつもの送り方で画像を送る 拒否される
送り方を一般的な形式に変える 成功
ごく小さな画像を元の送り方で送る 成功

この4行で、犯人がはっきりしました。

取りに行くのは通るのだから、ログインは生きている。つまり認証の問題ではありませんでした。

そして「小さい画像なら通るのに、大きい画像だと弾かれる」。犯人はデータの大きさと送り方だと分かったんです。

この「憶測を捨てて実体を見に行く」やり方は、以前コードが読めなくてもAIでバグを直した話でも同じでした。

一番たちが悪いのは「小さいうちは通る」壊れ方

ここが今回の一番の学びでした。作った当時のテストは、ちゃんと通っていたんです。

当時は画像が小さかったから、門番も素通りさせていた。それが「動いた実績」になっていました。

でもその実績は「今のサイズで動いた」でしかなかった。扱うデータが育った瞬間に、急に壊れたわけです。

これは自動化あるあるで、私が一番怖いと思っている壊れ方です。

救いだったのは、失敗をスマホに知らせる通知だけは正しく鳴っていたこと。だから2日で気づけました。

本当に怖いのは、止まったことに誰も気づかない「無音の停止」の方なんですよね。

読者が今日から使える、切り分けの3ステップ

専門的な話に見えますが、原因を切り分ける考え方はどんなトラブルでも同じです。

次の順番でやるだけで、原因不明のモヤモヤがぐっと減ります。

原因を切り分ける3つのステップのイメージ
  1. エラーの”出どころ”を確かめる。いつもの画面か、まったく別物かを見る
  2. 大きさや量を変えて試す。小さいデータなら通るか確かめる
  3. 条件を1つだけ変えて試す。一度に2つ以上を変えない

特に3つ目が効きます。送り方とサイズを同時に変えると、どちらが効いたのか分からなくなるからです。

先回りして答えるQ&A

Q. 非エンジニアでも、この切り分けはできますか?

できます。私もコードは読めません。

やっているのは「条件を1つ変えて、通るか通らないかを見る」だけ。AIに手順を聞きながらでも十分できます。

Q. そもそも壊れないよう、先にできることは?

「小さいデータでしか試していない」状態を疑うことです。

本番で扱う大きさに近いデータで一度動かしておくと、育ってから壊れる事故を早めに見つけられます。

Q. 止まったこと自体に気づく方法は?

成功しても失敗しても、結果をスマホに通知する仕組みを1つ入れておくことです。

私はこれで2日目に気づけました。無音で止まるのが一番こわいので、通知は最初に入れる価値があります。

まとめ:動いた実績は「今の大きさで動いた」だけ

  • 順調な自動化ほど「小さいうちは通る」壊れ方に注意。データが育つと急に落ちる
  • エラーは”出どころ”を見る。ブログの反応か、門番(防御機能)の反応かで原因が変わる
  • 切り分けは憶測を捨て、条件を1つずつ変えて実際に試す
  • 成功・失敗を知らせる通知が、無音の停止からあなたを救ってくれる

浮くのは、原因不明のトラブルに半日悩む時間です。

切り分けの型を1つ持っておくだけで、そこが数十分に縮みます。

今日はここまで。

この記事が、あなたの時間を少しでも価値に変えるお手伝いになれば嬉しいです。

それでは、また次の時短ハックでお会いしましょう。