こんにちは、時短ギア管理人の清光です。

コードは書けない現役の営業ですが、AIと一緒に、現場が毎日使う業務システムを1年以上つくり続けてきました。

Cliborを入れたはいいものの、履歴の件数って結局いくつにすればいいの、と手が止まっていませんか。

この記事では、Cliborで履歴の件数を設定する場所と、その数を勘で決めずに割り出す方法まで書きます。

キーボードに手を置いてCliborの履歴を呼び出そうとしている手元
コピーの履歴は、上の数個しか見ていない

履歴は多いほど便利、ではない

先に結論を書くと、件数を増やすほど便利になる道具ではありません。

Ctrlを2回押して出てくる一覧は、新しい順に並びます。

実際に使っている時、目で追っているのはせいぜい上の数個なんですよね。

それより下は「あるけれど見ない」状態になります。

やっかいなのはここからです。見ない分が増えると、目的の1件にたどり着くまでのスクロールだけが伸びます。

正直、私も最初は多いほど安心だと思っていました。

Cliborで履歴の件数を設定する手順

  1. タスクトレイ(画面右下)のCliborのアイコンを右クリックする
  2. 出てきたメニューから「設定」を開く
  3. 「基本動作」のページを開く
  4. 履歴の数を指定する欄を、使いたい件数に書き換える
  5. 「OK」で閉じ、Ctrl2回押しで一覧を出して確認する

ここで1つ気をつけたいのが、数を入れる欄がひとつではないことです。

「溜めておく件数」と「一覧に一度に並べる件数」は別物で、効く場所が違います。

設定する数効くところ増やすと起きること
溜めておく件数何個前までさかのぼれるかさかのぼれる範囲が広がる
一度に並べる件数呼び出した一覧の長さ一画面が長くなり、選ぶのが遅くなる

項目の細かい表記はバージョンで違うことがあるので、数字を入れる欄を探す感覚で開いてみてください。

件数は勘で決めない。数えてから決める

履歴を何番目までさかのぼったか数えるためのメモ帳と砂時計

ここからが本題です。

私はこの手の数字を勘で置いて、痛い目に遭ったことがあります。

自作の業務ツールで「◯日以上動きがないものを一覧に出す」という機能を作った時のことです。

その日数を勘で置いたら、誰もその線を超えず、画面はずっと0件のままでした。

しかも0件は「問題なし」なのか「壊れている」のか、見分けがつきません。

おかしいと気づくまで、けっこう長くそのまま動かしていました。

別のツールで似た境目を決めた時は、やり方を変えました。

対象になりそうなデータを何本か実際に取ってきて長さを測り、はっきり差が開いたところに線を引いたんです。

勘で置いた数字は外れて、測ってから置いた数字は当たりました。

差は頭の良さではなく、測ったかどうかだけでした。

Cliborの履歴の件数も、まったく同じやり方で決められます。

  1. まず初期設定のまま1週間使う。件数はいじらない
  2. 一覧を出すたびに「上から何番目を選んだか」だけメモ帳に書き足していく
  3. 1週間で一番深かった番号を見て、その2倍くらいを溜めておく件数にする

数えている間は少し面倒です。ただ、数字がいったん出れば、もう迷うことはありません。

たぶん多くの人は、自分が思っているより浅いところしか使っていないはずです。

増やす前に「履歴に入れないもの」を決める

もう1つ、道具を速くするといつも起きることがあります。

拾うのが簡単になると、拾わなくていいものまで一緒に増えるんですよね。

私は営業の案件を管理する道具を自作して、依頼を拾うまでの手間を大きく下げました。

数週間使って出てきた実感は、拾わなくていい依頼まで増えて時間を食われる、でした。

面倒くささが、それまで無自覚な足切りとして働いていたわけです。

履歴の件数も同じで、増やせば「後で使うかも」がそのまま溜まります。

だから増やす前に、何を履歴で運ばないかを決めておくほうが安全です。

私は機密の文字列はコピーで運ばない、と先に決めています。

先回りして答えます

Q. 件数を増やすとPCは重くなりますか?

私の環境では、体感で重くなったことはありません。

遅くなるのはPCではなく人間のほうで、一覧が長いほど選ぶまでに時間がかかります。

Q. 件数を減らしたら、前の履歴は消えますか?

指定した数を超えたぶんは、古いものから順に落ちていくと考えてください。

消えると困るものは履歴に頼らず、定型文として登録しておくのが確実です。

Q. 定型文の数も同じ考え方でいいですか?

いえ、逆です。履歴は流れて消える前提、定型文は残す前提なので、定型文は増やして構いません。

入れ方や定型文そのものはCliborの使い方と初期設定の記事にまとめています。

まとめ

  • Cliborの履歴の件数は、設定の「基本動作」から変える。溜める件数と並べる件数は別物
  • 件数は勘で決めない。1週間、上から何番目を選んだかを数えてから決める
  • 増やすほど便利にはならない。見ない履歴が増えると、探す手間だけが伸びる
  • 増やす前に「履歴で運ばないもの」を先に決めておく

ここまでやると、さっきコピーしたはずの文字列を探し直す時間が、まるごと消えます。

1回あたりは十数秒でも、1日に何度も起きているので、積み上げると意外と大きいです。

今日はここまで。

この記事が、あなたの時間を少しでも価値に変えるお手伝いになれば嬉しいです。

それでは、また次の時短ハックでお会いしましょう。

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