こんにちは、時短ギア管理人の清光です。

コードは書けない現役の営業ですが、AIと一緒に、現場が毎日使う業務システムを1年以上つくり続けてきました。

知らない番号から着信があったとき、出るまで相手が誰か分からない。この数秒がずっと嫌でした。

名乗られてから記憶をたどることになるので、第一声がどうしても探り探りになります。

この記事では、自分が持っている顧客リストをスマホの着信画面に名前として出す方法と、実際にやって分かった落とし穴を紹介します。

通話アプリの履歴に、顧客リストの名前と状況が表示されている画面
通話履歴の画面。着信中の画面にも、これとまったく同じ名前が表示されます。氏名と媒体名はダミーに置き換えています。

なぜ「番号だけ」で鳴るのか

スマホの電話帳に入っている番号は名前で表示されます。逆に言えば、電話帳に無い番号は番号のままです。

ところが仕事で受ける電話の大半は、電話帳に登録していない相手です。

1件ずつ手で登録すれば解決しますが、件数が増えると追いつきません。私も途中で諦めました。

解決の筋は「電話帳に入れる」ではなく、「通話アプリに自分のリストを見に行かせる」でした。

仕組みは「連絡先を外から取りに来る」機能

仕事用の通話アプリには、連絡先を外部から取得する機能を持つものがあります。

決まった形式で連絡先を返す置き場を指定しておくと、アプリが定期的にそこへ取りに来る、という作りです。

つまり自分の顧客リストを、その形式で返すようにすれば済みます。電話帳を経由する必要はありません。

私はこれを、自分用に作った案件管理アプリ(GAINS)に足しました。リストはもともとアプリの中にあるので、出口を1つ作るだけです。

やったことは4ステップ

  1. 通話アプリ側の設定で、連絡先の取得先・認証情報・更新間隔を指定できるか確認する
  2. 自分のリストを、アプリが読める形式(氏名と電話番号)で返す口を用意する
  3. その口に認証をかける。誰でも取れる状態のまま置かない
  4. 実機に1件かけてもらい、着信画面に名前が出るか確かめる

コードはAIに書かせました。私が決めたのは「何を返すか」だけです。

ここが非エンジニアの勝ち筋だと思っています。書けなくても、決めることはできます。

名前欄に何を入れるかで、価値が決まる

氏名だけ出しても「知っている人だ」までしか分かりません。

私は氏名の後ろに、その相手の今の状況を一緒に出すようにしました。

出し方 出る前に分かること
番号のまま 何も分からない
氏名だけ 知っている相手だ、まで
氏名(状況) いま何の話をしている相手か

たとえば一度断られた相手からの着信だと、出る前に分かります。

これだけで第一声が変わります。私にとっては、この機能で一番効いた部分でした。

この表示は、着信中の画面にも、あとから見る通話履歴にも、まったく同じ形で出ます。

出る瞬間だけでなく、折り返すときにも同じ情報が見えるということです。

なお、この記事に載せた画面はどれも、氏名と媒体名をダミーに置き換えています。実在のお客様の名前ではありません。

自作の案件管理アプリで顧客情報を開いた画面
名前の出どころは、この自作アプリの顧客リストです。氏名と媒体名はダミー、電話番号・住所・金額は伏せています。

ハマったところ

1. 表示は後ろから切れる

着信画面は幅が狭く、長い名前は末尾から消えていきます。

だから「切れて困る順」に並べる必要があります。私は氏名を必ず先頭に置き、削るなら後ろから削る形にしました。

2. 変えてもすぐには反映されない

表示の形を変えた日、いつまで経っても古い形のまま出続けました。

壊したと思ってコードを見直しましたが、原因は単純でした。アプリ側が決まった間隔でしか取りに来ないだけです。

取りに来るのはアプリ側で、こちらから押し込めるわけではありません。

変えたのに出ない時は、コードより先に更新の間隔を疑ってください。私はここで1時間溶かしました。

3. 名前が空のデータは番号のまま出る

当たり前ですが、リスト側の氏名欄が空なら名前は出ません。

「連携が効いていない」と思った件の何割かは、単にこれでした。

4. 設定は端末ごと

通話アプリの設定なので、端末を増やしたらその端末でも入れ直す必要があります。

取得先と認証情報は共通なので、作業自体は1〜2分で終わります。

先に答えておきます

Q. 全部を電話帳に入れるのではだめですか?

件数が少なければ、それが一番早いです。

ただし電話帳は「消す・直す」が手作業になります。リストが日々増える仕事だと、更新が止まった瞬間に嘘のデータになります。

Q. 個人情報の扱いが心配です。

返すのは着信表示に要る項目だけにしました。住所や金額まで返す必要はありません。

返す口には必ず認証をかけます。ここを開けたままにすると、リストが丸ごと外から取れる状態になります。

Q. コードが書けなくてもできますか?

私が書いていないので、できます。

ただし「何を返すか」「何を返さないか」は自分で決める必要があります。ここはAIに丸投げできません。

まとめ

  • 電話帳に入れるのではなく、通話アプリに自分のリストを取りに来させる
  • 返すのは氏名と番号まで。口には必ず認証をかける
  • 名前欄には状況も一緒に出す。出る前に分かることが増える
  • 同じ表示が着信中の画面にも通話履歴にも出る。折り返すときにも効く
  • 表示は後ろから切れるので、大事な順に並べる
  • 変えても即時には反映されない。疑うのはコードより先に更新間隔

浮くのは時間というより、電話に出る瞬間の迷いです。

出る前に相手が分かるだけで、会話の入り方が変わります。私はこれを戻せません。

今日はここまで。この記事が、あなたの時間を少しでも価値に変えるお手伝いになれば嬉しいです。

それでは、また次の時短ハックでお会いしましょう。

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