Google日本語入力の辞書におすすめの登録3タイプと選び方
こんにちは、時短ギア管理人の清光です。
Google日本語入力の辞書、登録のやり方は分かったけれど「結局、何を登録すればいいの?」で止まっていませんか。
私が効率化で一番最初にやったのが、まさにこのGoogle日本語入力の辞書登録と予測変換でした。
もう十年以上前の話ですが、いまだに毎日効いています。ただ、十年たって残っているのはごく一部の登録だけなんですよね。
この記事では、おすすめの登録3タイプと、実際に使い続けられる「よみ」の付け方までまとめます。

辞書登録は数ではなく「呼び出せるか」で決まる
登録した言葉が効くかどうかを決めるのは、登録した数ではありません。
打ちたい瞬間に、その「よみ」を思い出せるかどうかだけです。
思い出せない登録は、辞書の中にあっても無いのと同じ。だから私の手元でも、残っているのは呼び出し方まで決めた登録だけです。
選ぶ基準は2つに絞れます。「打つ回数が多いか」と「よみを固定できるか」です。
Google日本語入力の辞書におすすめの登録3タイプ
迷ったら、次の3タイプの中から探すと外しません。
| タイプ | あてはまるもの | 効くポイント |
|---|---|---|
| 毎日何度も打つ短い文字列 | 自分のメールアドレス、住所、電話番号、氏名のローマ字 | 打鍵と変換ミスがまるごと消える |
| 一発で変換できない固有名詞 | 人名、地名、仕事でよく使う言い回し | 候補から探す時間が消える |
| 打ち方を毎回忘れる記号 | 矢印、丸数字、罫線、特殊な括弧 | 記号表を探しに行かなくなる |
逆に「たまに使う長い文章」は辞書に向きません。理由は後半で書きます。
使い続けられる「よみ」の付け方3原則
登録が死ぬ原因は、ほぼ「よみ」の付け方です。次の3つだけ守れば残ります。
- 先頭に、普通の日本語では打たない1文字を付ける。「じゅうしょ」のような自然な読みで登録すると、普通に文章を書いている時まで候補が割り込んできます
- 2文字目を種類でそろえる。メール系・住所系のように分類だけ思い出せばいい形にすると、覚える量が一気に減ります
- よみは3文字以内で終える。長いよみは打つ手間が増えて、結局そのまま手で打つようになります
登録の操作そのものは、通知領域のGoogle日本語入力のアイコンを右クリックして「単語登録」から行います。
画面ごとの細かい手順は辞書登録の手順をまとめた記事にありますので、そちらもどうぞ。

通しで見る:返信メール1通が軽くなるまで
ひとつ、流れで見てみます。
返信メールを書くたびに、自分のメールアドレス、住所、電話番号、締めのあいさつを打ち直しているとします。
1つは数秒でも、変換ミスの打ち直しまで入れると、1通で地味に1分近く持っていかれます。
この4つを辞書に入れて、よみを記号1文字+2文字の形でそろえます。メールなら記号+mから始める、といった具合です。
あとは分類だけ思い出せば出るので、文章を考える手が止まりません。
私の場合は、短縮できた秒数より「打ち直しが無くなる」効果のほうを大きく感じています。
辞書に入れないほうがいいものと、ハマりどころ
長い定型文は辞書ではなくクリップボードツールへ
3行以上の定型文を辞書に入れると、候補欄では全文が読めず、どれがどれだか分からなくなります。
私は長い定型文はCliborというクリップボードツールの定型文機能に置いて、単語レベルのものだけ辞書に残しています。
短いものは辞書、長いものはクリップボード。この線引きだけで、どちらも散らからなくなります。
パスワードや機密は登録しない
ユーザー辞書の中身は設定画面から一覧で見えますし、ファイルとして書き出すこともできます。
共有のPCや持ち出しを考えると、パスワードのたぐいは入れないのが無難です。
登録したのに出ない時は、そもそも別の入力ソフトかも
最初にハマったのが、これです。登録は正しいのに候補に出ず、設定を疑ってあちこち触ってしまいました。
原因はGoogle日本語入力ではなく、Windows標準のMicrosoft IMEに切り替わっていたことでした。
ここで用語をひとつ。IMEは日本語を打つための入力ソフトの総称で、Google日本語入力もIMEの一種です。
私自身、以前の記事で「IMEに切り替わった」と書いてしまったことがあります。正しくは「Microsoft IMEに切り替わった」なんですよね。
切り替えはWindowsキーとスペースキーでできます。予測変換が出ない時の記事もあわせてどうぞ。
PCを買い替える前に書き出す
辞書はそのPCの中にあるので、買い替えや初期化でそのまま消えます。
辞書ツールの管理メニューから書き出しておけば、新しいPCでは読み込むだけで戻ります。
よくある疑問に先回りで答えます
Q. ユーザー辞書と予測変換は何が違うの?
ユーザー辞書は自分で決めた「よみ→言葉」の対応表で、予測変換は入力の履歴などから自動で出る候補です。
確実に同じ物を出したいなら辞書、打つうちに賢くなってほしいなら予測変換、と考えると分かりやすいです。
Q. いくつくらい登録すればいいですか?
数の目標は決めないほうがいいです。今週2回以上打った文字列だけを足していく形なら続きます。
私も一気に作ったわけではなく、十年かけて足したり消したりした結果が今の中身です。
Q. 会社のPCでも使えますか?
ソフトの追加が制限されている環境もあるので、勝手に入れず情報システムの担当に確認してください。
標準のMicrosoft IMEにも単語登録はあるので、ここまでの考え方はそのまま流用できます。
まとめ:おすすめの登録と選び方
- 登録するのは「毎日何度も打つ短い文字列」「一発変換できない固有名詞」「打ち方を忘れる記号」の3タイプ
- よみは記号1文字+種類でそろえ、3文字以内で終える
- 長い定型文は辞書ではなくクリップボードツール側へ逃がす
- パスワードは入れない。買い替えの前に書き出しておく
- =打鍵と変換ミスの往復が消えて、文章を考える手が止まらなくなります
今日はここまで。
この記事が、あなたの時間を少しでも価値に変えるお手伝いになれば嬉しいです。
それでは、また次の時短ハックでお会いしましょう。