Cliborの履歴が再起動で消える原因と直し方4ステップ
こんにちは、時短ギア管理人の清光です。
コードは書けない現役の営業ですが、AIと一緒に、現場が毎日使う業務システムを1年以上つくり続けてきました。
朝いちでCtrlを2回押したら、Cliborの履歴が空っぽ。そんな出社をしたことはありませんか。
この記事では、再起動で履歴が消える原因を4ステップで切り分けて、明日から残るようにするところまで書きます。

履歴は「消された」のではなく「書き出せていない」
先に仕組みから。コピーした文字列は、その瞬間にファイルへ書き込まれているわけではありません。
ふだんはパソコンの作業用の場所に置かれていて、終了するときにまとめてファイルへ書き出されます。
つまり再起動で履歴が消えるのは、誰かに消されたのではなく、書き出しが行われなかった状態です。
そう考えると、疑う場所は3つに絞れます。
書き出す設定になっているか。書き出す先に書き込めるか。
そして、そもそもちゃんと終了できたか。
たとえば前日に開いた管理画面のURLや、送ったメールの一文。翌朝もう一度たどり直すと、探すだけで数分かかります。
履歴が残っていれば、Ctrlを2回押して選ぶだけです。だからここは直す価値があります。
「消えた」の正体は、たいてい場所の食い違い
ここで、私が自作の業務ツールでやらかした話を1つ。
もともと端末の中だけにデータを持つ作りだったものを、サーバー側にも保存する方式へ切り替えた時のことです。
メインの画面は、ちゃんと新しい保存先を見ていました。
ところが、そこから開く単独のページが1枚だけ、古い「端末の中」を直接読みにいったままでした。
同期をONにした端末では必ず失敗する、という壊れ方です。
しかも画面に出るのは「データが見つかりません」の一言だけ。理由はどこにも書いてありません。
実際にはデータは消えていませんでした。書いた場所と読んだ場所が食い違っていただけです。
それ以来、消えたと聞いたら、まず「本当に消えたのか、置き場所がズレただけか」を分けるようにしています。
Cliborの履歴も同じで、正体のほとんどは消滅ではなく保存の失敗です。
Cliborの履歴が再起動で消える原因を切り分ける4ステップ

- タスクトレイ(画面右下)のCliborのアイコンを右クリックし、「設定」を開く
- 基本動作のページで、履歴を保存する(終了時に残す)設定がONになっているか確認する
- いったんメニューから「終了」を選んで正しく終わらせ、もう一度起動して履歴が残るか試す
- 残らなければ、Cliborを置いているフォルダの場所を確認する
大事なのは3番です。いきなりPCごと再起動せず、Clibor単体で終了して起動し直してください。
ここで残るなら、犯人はCliborの設定ではなくPCの落ち方のほうです。
消え方によって、疑う場所はだいたい決まります。
| 消え方 | 疑うところ | 最初にやること |
|---|---|---|
| 再起動のたびに毎回すべて消える | 履歴を保存する設定がOFF | 設定をONにして、終了→起動で確認 |
| 設定を変えても元に戻ってしまう | フォルダに書き込めていない | 置き場所を書ける場所へ移す |
| たまに消える | 終了処理が走る前に落ちている | メニューから終了してから電源を切る |
| 一部だけ古い内容に戻る | 二重に起動して上書きしている | タスクトレイのアイコンを数える |
項目の表記はバージョンで違うことがあるので、数字やチェックの場所を探す感覚で開いてみてください。
いちばん多いのは、置き場所の問題
Cliborは、設定や履歴を自分のフォルダの中に持つタイプの道具です。
そのフォルダをWindowsが保護している場所に置くと、書き込みが通らず、終了しても履歴が残りません。
直し方は単純で、Cliborのフォルダごと、ドキュメントの下など自分で自由に書ける場所へ移すだけです。
移したあとは、移動先のCliborを起動し直します。
スタートアップに登録している場合は、その登録も新しい場所へ向け直しておいてください。
ここを忘れると、古い場所のCliborが毎朝立ち上がって、直したはずの症状がそのまま出ます。
先回りして答えます
Q. 消えてしまった履歴を、後から復元できますか?
書き出されていない履歴は、残念ながら戻せません。
消えると困るものは履歴に置かず、定型文として登録しておくのが確実です。
Q. 設定を変えたのに、また消えます
その場合は、設定そのものが保存できていない可能性が高いです。
設定を変えて一度終了し、開き直した時にその設定が残っているか見てください。戻っているなら原因は置き場所です。
Q. Windowsの更新で勝手に再起動された時も消えますか?
終了処理が走る前に落ちれば、書き出しは間に合いません。
更新の再起動を予約で止めておくか、そもそも消えて困らない使い方に寄せるのが現実的です。
Q. 何件くらい残す設定にしておくのがいいですか?
これは別の話なので、履歴の件数の決め方をまとめた記事を見てください。
先に件数を増やしても、保存できていなければ結果は同じです。
まとめ
- 履歴が消えるのは、消されたのではなく終了時に書き出せていないから
- PCごと再起動する前に、Clibor単体で終了→起動して切り分ける
- 設定が元に戻るなら、原因は設定ではなくフォルダの置き場所
- 移したらスタートアップの登録も向け直す
- 消えては困るものは、履歴ではなく定型文に置く
ここまで直せば、朝いちで「昨日コピーしたあれ」を探し直す時間がまるごと消えます。
1回あたりは数分でも、毎朝のことなので、積み上がると意外と大きいです。
今日はここまで。
この記事が、あなたの時間を少しでも価値に変えるお手伝いになれば嬉しいです。
それでは、また次の時短ハックでお会いしましょう。
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